玄関が見違える!失敗しない観葉植物の選び方とおしゃれな飾り方玄関を観葉植物で彩りたいあなたへ。日当たりが悪くても育つ種類、風水効果を高める植物選び、狭いスペースでも素敵に見せる飾り方まで、インテリアコーディネーターが実践的なアドバイスをお届けします。玄関に観葉植物を置くだけで、お家の印象がぐっと明るく生き生きとした雰囲気になりますよね。でも「うちの玄関は日当たりが悪いけど大丈夫かな」「どんな植物を選べば風水的にも良いの?」と迷っていませんか?この記事では、インテリアコーディネーターとしての経験から、玄関におすすめの観葉植物や風水効果、そして狭い空間でも素敵に見せるディスプレイ方法までご紹介します。

玄関に観葉植物を置く5つの効果

玄関に観葉植物を置くことで、単なる通り道だった空間が素敵な「おもてなしスポット」に変わるんです♪ お客様をお迎えする最初の場所だからこそ、緑のチカラで心地よい空間に変えていきましょう。私自身も様々な住宅の玄関改善に携わってきた経験から、その効果を実感しています。

Entrance greenery

私たちの住まいで最初に目にする場所が玄関です。そこに観葉植物を置くことで、視覚的な安らぎを与えてくれるだけでなく、空気清浄効果もあるんですよ。特に、コンクリートや人工素材に囲まれた現代の住宅では、自然の緑がもたらす効果は計り知れません。お客様の住まいを見させていただくと、玄関に緑を取り入れているだけで印象がまったく違うことに気づきます♪

生命力あふれる空間づくり

Entrance greenery

玄関に生き生きとした植物があるだけで、不思議と家全体が活気づくのを感じたことはありませんか?これは単なる気のせいではなく、植物がもつ生命エネルギーの効果なんです。特に、玄関は外の環境と室内をつなぐ「気」の通り道。そこに元気な植物を置くことで、良い気を室内に引き込む効果があるとされています。私のクライアントさんからも「玄関に植物を置いてから家の中が明るくなった気がする」というお声をよくいただきます♡

空気を浄化する効果

Air purifying

観葉植物には空気中の有害物質を吸収し、きれいな酸素を放出する効果があるんですよ。特にサンスベリアやポトスなどは、NASA(アメリカ航空宇宙局)の研究でも空気浄化能力が高いと認められた植物なんです。狭い玄関こそ、こうした空気清浄効果のある植物を置くメリットが大きいんですよ。私自身も自宅の玄関にサンスベリアを置いていますが、靴や外気のニオイが気になりにくくなったのを実感しています♪

風水的な開運効果

Feng shui

風水では、玄関は「気」の入口とされ、ここを整えることで運気がアップすると考えられているんです。特に生命力の強い緑の植物は、活力や発展を象徴し、家に良い気をもたらすとされています。風水的には、鋭いトゲがある植物は避け、丸みを帯びた葉や上に向かって成長する植物が吉とされているんですよ♪ 例えばパキラは「金のなる木」とも呼ばれ、金運アップに効果があるとされている人気の植物です。

視覚的な安らぎと癒し効果

Visual comfort

緑色には心を落ち着かせる効果があることが科学的にも証明されているんですよ。忙しい毎日の中で、帰宅して最初に目にする玄関に緑があると、自然と心が和らぎますよね。これは「森林浴効果」と似たもので、植物から放出される成分が私たちの神経系に働きかけるからなんです。私が手がけた狭い玄関のリフォーム事例でも、コンパクトな観葉植物を取り入れただけで、「帰宅が楽しみになった」と喜ばれることが多いです♡

玄関イメージのアップグレード

Entrance styling

インテリアコーディネーターとして感じるのは、観葉植物は「コストパフォーマンスの高い」インテリアだということです。高価な家具や照明を買い替えなくても、適切な場所に観葉植物を一つ置くだけで空間の印象がガラリと変わるんですよ♪ 特に玄関は比較的小さなスペースですから、わずか数千円の投資で見違えるほどおしゃれになります。季節ごとに植物を入れ替えたり、鉢カバーを変えたりするだけでも、玄関の表情が豊かに変化しますよ。

藤原さん、うちの玄関は日当たりが悪くて暗いんです。そんな環境でも育つ観葉植物はありますか?

玄関環境別におすすめの観葉植物

ご安心ください!玄関は日当たりが悪い場所が多いですが、そんな環境でも元気に育つ観葉植物はたくさんあるんですよ♪ これから環境別におすすめの植物を紹介していきますね。私も日当たりの悪い玄関で何種類も育てた経験から、実際に育てやすかったものを中心にご紹介します。

日当たりの悪い玄関におすすめの種類

Low light

日当たりが悪い玄関は多いですよね。でも安心してください、暗い環境でも元気に育つ植物はたくさんあるんです♪ もともと熱帯の森の下層で育つ観葉植物の中には、弱い光でも十分に育つ種類が少なくないんですよ。私自身も北向きの玄関で数々の植物を試してきましたが、特に成功したのはポトスやサンスベリア、アイビーなどでした。これらは少ない光でも枯れにくく、初心者の方にもおすすめです。

  • ポトス:少ない光でも育ち、つる性なので飾り方も自由度が高い
  • サンスベリア(サンセベリア):とにかく丈夫で暗い環境にも強い
  • アイビー:日陰でも元気に育ち、垂れ下がる姿が玄関の雰囲気を柔らかくする
  • アグラオネマ:斑入りの美しい葉を持ちながらも耐陰性が高い
  • シュロチク:和風の雰囲気も演出できる耐陰性の高いヤシ科植物

特にポトスは私のイチオシです。成長も早く、葉の色や模様のバリエーションも豊富なんですよ♡ 鉢から垂れ下がるように育てると、狭い玄関にも立体感が生まれて素敵ですよ。私のクライアントさんの玄関でも、壁に棚を付けてそこからポトスを垂らすアレンジが好評でした。メンテナンスも楽なので、お忙しい方にもおすすめです。

風通しの良い玄関に向いている植物

Ventilated entrance

風通しの良い玄関は、観葉植物にとって比較的育てやすい環境なんですよ。ただし、直接外気が入る場所では、急激な温度変化や冷たい風に注意が必要です。こうした環境には、適応力の高いゴムの木(フィカス)やモンステラなどがおすすめ♪ 私がコーディネートした風通しの良い玄関では、パキラやドラセナなども元気に育っていました。ただし冬場は特に防寒対策に気を配ってあげましょうね。

  • ゴムの木:強健で環境変化に強く、葉が大きいので存在感がある
  • モンステラ:丈夫で成長も早く、特徴的な切れ込みの入った葉が印象的
  • パキラ:幹が太くなると見応えがあり、風水的にも金運アップの効果が期待できる
  • ドラセナ:様々な種類があり、細長い葉が風に揺れる姿が美しい
  • ユッカ:乾燥に強く、直立した姿が玄関を引き締める

風通しの良い玄関では、植物の置き場所も重要なポイントなんです。ドアの開閉時に直接風が当たらない位置に置くことで、植物への負担を減らせますよ。私がアドバイスした事例では、玄関の角や階段下のスペースを活用して、風の通り道から少し避けた場所に配置することで、健康的に育ててらっしゃいます♪ また、鉢の重さも考慮して、風で倒れないようにすることも大切です。

コンパクトな玄関にぴったりな小型種

Compact plants

狭い玄関スペースは、多くの日本の住宅が抱える悩みですよね。そんなときは無理に大きな植物を置くより、コンパクトな小型種を選ぶのがポイントなんです♪ 小さくても存在感のある観葉植物なら、スペースを圧迫せずに緑の効果が得られますよ。私が狭い玄関のコーディネートで活用するのは、テーブルヤシやペペロミア、ミニサイズのサンスベリアなどです。これらは場所を取らずに、玄関に素敵なアクセントを加えてくれます。

  • テーブルヤシ:小型ながらヤシ科特有の存在感があり、涼しげな印象に
  • ペペロミア:小さな丸い葉が可愛らしく、種類も豊富
  • 観葉植物の寄せ植え:複数の小型種を一つの鉢に植えることで変化が楽しめる
  • エアプランツ:土を必要とせず、吊るしたり棚に置いたりと場所を取らない
  • ミニ多肉植物:乾燥に強くコンパクトで、個性的な見た目が魅力

私が特に気に入っているのはテーブルヤシです。小さな鉢でも南国風の雰囲気を演出できるので、玄関が一気にリゾート感あふれる空間に変わるんですよ♡ マンションの狭い玄関でも、靴箱の上やちょっとした棚の上に置くだけで、素敵なアクセントになります。また、鉢カバーを季節ごとに変えることで、同じ植物でも印象をガラリと変えることができるんですよ。これは限られたスペースでの「小さな贅沢」ですね。

観葉植物って風水的にも良いと聞いたことがあります。玄関の風水に効果的な植物を教えてください!

風水で運気を上げる玄関観葉植物5選

風水では、玄関は「運気の入り口」とされていて、ここに適切な観葉植物を置くことで家全体の運気が良くなるといわれています♪ 私も風水を意識したコーディネートをご希望のお客様に多くアドバイスしてきました。植物それぞれに持つエネルギーを玄関に取り入れて、運気アップを目指しましょう!

1. パキラ:金運を招く「幸運の木」

Pachira money

パキラは「発財樹(ハッサイジュ)」「マネーツリー」とも呼ばれ、金運アップに効果があるとされる植物なんです♪ 特に幹が編み込まれたタイプは、お金が編み込まれるように増えていくという意味があり、風水的に好まれています。東南の方角に置くとさらに金運効果が高まるとされていますよ。私のクライアントさんの中には、玄関のシューズボックス上にパキラを置いたところ、副業の収入が増えたという方もいらっしゃいました♡

パキラは比較的丈夫で育てやすい植物ですが、直射日光には弱いので、明るい日陰で育てるのがベストなんですよ。玄関内の直射日光が当たらない場所は、パキラの育成環境としても適しているんです。私の経験では、水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えるのがコツです。葉に埃が溜まると運気も下がるとされているので、時々葉を拭いてあげると葉の緑も鮮やかになり、風水的にも良いとされています♪

2. サンスベリア:邪気を払う「空気清浄の王様」

Sansevieria purifying

サンスベリア(サンセベリア)は、その真っすぐ上に伸びる姿から、風水では「気」の流れを上向きにするとされているんですよ♪ また、鋭く尖った葉が邪気を払う効果があるとも言われます。科学的にも空気清浄能力が高いことが認められており、玄関に置くことで外からの悪い気を浄化する役割も期待できるんです。私自身も玄関にサンスベリアを置いていますが、その姿勢の良い佇まいが玄関を引き締めてくれる効果も感じています。

サンスベリアの最大の魅力は、その育てやすさなんです。水やりは2週間に1回程度でOK、日当たりが悪くても育つので、玄関のような環境にぴったりの植物です♡ 私がコーディネートした中でも「植物を枯らしてしまう」と心配されるお客様には、真っ先にサンスベリアをおすすめしています。品種も豊富で、縁取りのある「ローレンティ」や丸みを帯びた葉の「バキュラリス」など、好みや玄関の雰囲気に合わせて選べるのも魅力ですね。

3. ガジュマル:人間関係を円滑にする「友情の木」

Gajumaru friendship

ガジュマルは沖縄では「幸せを呼ぶ木」として親しまれているんですよ♪ 丸みを帯びた可愛らしい葉と特徴的な気根(幹から出る根)が特徴で、風水では人間関係を円滑にする効果があるとされています。特に人の出入りが多い玄関に置くことで、来客との良好な関係を育むのに役立つと言われているんです。私がコーディネートした事例では、自宅でセミナーを開催している方の玄関に置いたところ、参加者との会話が増えたとのことでした♡

ガジュマルは熱帯原産ですので、冬場の寒さには注意が必要です。玄関が極端に寒くなる場合は、冬の間だけリビングなど室内の暖かい場所に移動させることをお勧めします。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与え、夏場は葉水を与えると元気に育ちますよ♪ 時間をかけて育てると、気根が垂れ下がる姿が楽しめ、一層の風情が増します。最近は小さなミニガジュマルも人気で、限られたスペースの玄関にも置きやすいんですよ。

4. モンステラ:幸運を招く「幸せの葉」

Monstera fortune

モンステラの特徴的な穴の開いた葉は、風水では「お金が漏れない」という意味があるとされているんですよ♪ また、大きく育つその姿から、発展や成長のシンボルとも考えられており、家庭や仕事の発展を願う方におすすめです。明るい玄関であれば、グングン成長して存在感のある緑を提供してくれますよ。私がコーディネートした事例では、開業したばかりの美容室の玄関にモンステラを置いたところ、お客様からの印象が良く、SNS映えするスポットにもなったそうです♡

モンステラは成長が早く、大きくなるので玄関のスペースには注意が必要です。小さめのものを選ぶか、大きくなったら剪定して調整するといいでしょう。明るい日陰を好みますが、完全な日陰でも比較的耐えられる丈夫な植物なんですよ。水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与え、葉に時々霧吹きで水分を与えると喜びます♪ 特徴的な葉の形状が玄関に独特の雰囲気をもたらしてくれるので、インパクトのある玄関づくりにもおすすめです。

5. ポトス:家庭の平和をもたらす「調和の葉」

Pothos harmony

ポトスはつる性の植物で、その柔らかく伸びていく性質から、風水では「柔軟性」や「適応力」を象徴し、家庭の和をもたらすとされているんですよ♪ 成長が早く、どんどん茂っていくさまは「発展」の象徴にもなります。特に「黄金ポトス」は、その黄色い斑入りの葉から金運アップの効果もあるといわれていますよ。私の経験では、育てやすさナンバーワンの植物なので、植物初心者の方の玄関にもおすすめです♡

ポトスは水やりを忘れてもしばらく大丈夫なほど丈夫で、暗い玄関でも比較的元気に育ちます。つるが伸びてきたら、好きな長さでカットして水に挿しておくだけで発根するので、増やすのも簡単なんですよ♪ 私がコーディネートした狭い玄関では、シューズボックスの上から垂らすように飾ることで、限られたスペースを立体的に使うアイデアが好評でした。バリエーションも豊富で、「マーブルクイーン」や「ライム」など葉の模様の違うものを選べるのも楽しいですね。

玄関観葉植物のおしゃれな飾り方

観葉植物を玄関に置くだけでも素敵ですが、ちょっとした工夫でさらにおしゃれな空間に変身させることができますよ♪ インテリアコーディネーターとして多くの玄関空間を手がけてきた経験から、スペースを有効活用しながら見栄えも良くする飾り方のコツをご紹介します。

鉢カバー選びで印象アップ

Decorative pots

観葉植物の印象を大きく左右するのが鉢カバーなんですよ♪ プラスチックの育成ポットのままでは味気ないですが、おしゃれな鉢カバーに入れるだけで見違えるほど印象が良くなります。私がクライアントさんにいつもお伝えしているのは、玄関のテイストに合わせて鉢カバーを選ぶということ。ナチュラルテイストの玄関なら籐(ラタン)やバスケット風の鉢カバー、モダンな玄関ならシンプルな白や黒の陶器製、和風の玄関なら陶器の和風デザインがマッチしますよ♡

最近のトレンドとしては、素材感を活かした鉢カバーが人気なんです。テラコッタ(素焼き)の温かみのある質感や、セメント風の無機質な雰囲気など、素材そのものの魅力を活かしたデザインが注目されています。私自身もホームセンターだけでなく、100円ショップやインテリアショップで見つけた特徴的な器を鉢カバーとして活用することがあるんですよ♪ 植物との相性を考えながら、季節ごとに鉢カバーを変えるのも楽しいですよ。

高低差を活用した立体的なディスプレイ

Multilevel display

観葉植物を平面的に並べるよりも、高低差をつけて立体的に飾ると、狭い玄関でも奥行きと広がりを感じられるんですよ♪ 私がよく提案するのは、プラントスタンドや小さな棚、ステップ台などを活用する方法です。例えば、床に大きめの植物を置き、その横や後ろにプラントスタンドを使って小型の植物を高い位置に配置すると、視線に変化が生まれて空間が豊かに見えます。また、壁面を活用した飾り方も効果的ですよ♡

特に玄関が狭い場合は、縦のスペースを有効活用することが重要なんです。壁に取り付けるタイプのシェルフや、突っ張り棒を使ったディスプレイラックなどを活用すると、限られたスペースでも複数の植物を飾ることができますよ。私が手がけた1Kのマンション玄関では、シューズボックス上部から天井まで突っ張り棒式の棚を設置し、そこに小型の観葉植物やエアプランツを飾ることで、足元を圧迫せずに緑豊かな玄関を実現しました♪

他のインテリア小物と組み合わせる

Plant accessories

観葉植物だけを置くよりも、相性の良いインテリア小物と組み合わせることで、より洗練された玄関空間になるんですよ♡ 例えば、植物の近くにキャンドルやフレグランスディフューザーを置くと、視覚と嗅覚の両方で心地よい空間に。また、小さなオブジェや思い出の品を添えると、その場所に物語性が生まれて愛着が湧きますよ。私がよく提案するのは、植物の近くに自然素材のバスケットやトレイを置いて、鍵や小物の定位置にする方法です。

季節感を取り入れるのも効果的なんですよ♪ 春なら小さな花瓶に季節の花を、夏なら貝殻やガラス製の小物を、秋なら木の実や落ち葉を、冬ならクリスマスオーナメントなど、観葉植物の周りに季節のアイテムを添えるだけで、玄関が生き生きとします。私がコーディネートした玄関では、観葉植物の鉢元に季節ごとに変える小さなディスプレイスペースを作り、家族の楽しみになっているそうです♡ あまり小物を増やしすぎると雑然とした印象になるので、3つ程度にとどめるのがバランス良く見せるコツですよ。

照明を工夫して植物を引き立てる

Plant lighting

観葉植物をより美しく見せるには、照明の工夫も重要なんですよ♪ 玄関は暗くなりがちな場所なので、植物に優しく光を当てることで、その美しさを際立たせることができます。特に葉の模様が美しい植物は、後ろや上から光を当てると葉の透け感が出て幻想的な雰囲気に。私がコーディネートした事例では、シューズボックス上部に間接照明を設置し、観葉植物に優しい光が当たるようにしたところ、夜の玄関が特別な空間に変わったと喜ばれました♡

最近は電池式やUSB充電式の小型ライトも充実しているので、コンセントが近くになくても照明演出が可能なんですよ。私のおすすめは色温度が調整できるタイプの照明。昼白色の光より、電球色の暖かみのある光の方が植物の緑を優しく、リラックス効果のある雰囲気に見せることができるんです♪ また、季節のイベント時には、小型のイルミネーションライトを観葉植物周辺に飾ると、華やかな空間に。私自身もクリスマス時期には、玄関の植物に小さなライトを絡ませて楽しんでいます。

植物を育てるのが苦手なんです...玄関の観葉植物、枯らさないコツはありますか?

玄関観葉植物のお手入れポイント

観葉植物を枯らしてしまった経験、多くの方がお持ちだと思います。でも大丈夫!玄関の環境に合った植物選びと基本的なお手入れを知れば、誰でも上手に育てられるようになりますよ♪ 私も植物を育て始めた頃は失敗の連続でしたが、少しずつコツをつかんできました。ここでは玄関という特殊な環境での観葉植物のお手入れポイントをご紹介します。

水やりの基本ルール

Watering plants

観葉植物を枯らしてしまう最大の原因は、水やりの失敗なんです。特に玄関は目につきにくい場所なので、水やりを忘れてしまうことも多いですよね。基本的なルールとして覚えておきたいのは「土の表面が乾いてからたっぷりと水を与える」ということ♪ 指先で土の表面を触ってみて、乾いていたら水やりのサインです。私自身も忙しい時期はうっかり忘れてしまうことがあるので、週に一度の「玄関植物チェックの日」を決めておくとよいでしょう。

玄関の観葉植物は、冬は水やりの頻度を減らし、乾燥する夏は多めに与えるのが基本なんですよ。また、水のあげすぎは根腐れの原因になるので、受け皿に溜まった水は必ず捨てることをお忘れなく♡ 私のクライアントさんで上手に育てている方は、給水計(土の湿り気を測る道具)を使ったり、スマートフォンアプリで水やりリマインダーを設定したりと工夫されています。特に初心者の方には、サンスベリアやポトスなど、多少水やりを忘れても大丈夫な種類から始めることをおすすめします。

玄関特有の温度変化への対応

Temperature adaptation

玄関は外気の影響を受けやすく、季節や天候によって温度が大きく変化する場所なんですよ。特に冬場は寒さ対策が重要で、ドアの開閉による冷気から植物を守る必要があります。寒さに弱い植物は、冬の間だけリビングなど室内の暖かい場所に移動させるのも一つの方法です♪ また、ドアから少し離れた場所に置いたり、寒い季節は夜間だけ簡易的な防寒カバーをかけたりする工夫も効果的ですよ。私がコーディネートした北向き玄関では、冬場はペットボトルに温水を入れて植物の近くに置く「簡易温室」が好評でした。

温度変化への対応は植物選びの段階から始まるんです。玄関が特に寒くなる家では、耐寒性のあるサンスベリアやアイビー、ドラセナなどがおすすめ♡ 逆に夏に暑くなりやすい玄関では、直射日光を避け、こまめな水やりと葉水で乗り切りましょう。私が実践しているのは、季節ごとに植物の位置を少し変えること。冬は内側の温かい場所へ、夏は風通しの良い場所へと移動させています。環境変化に敏感な植物は、突然の温度変化よりも徐々に慣らしていくことが大切ですよ。

葉のお手入れで見た目も健康も保つ

Leaf cleaning

玄関は意外とホコリが溜まりやすい場所なんですよ。観葉植物の葉にホコリが積もると、光合成を妨げるだけでなく、見た目も悪くなってしまいます。定期的に葉を拭いてあげることで、植物の健康を保ち、美しさも長持ちするんです♪ 私がお勧めするのは、月に1回程度、濡らしてよく絞った柔らかい布で葉を優しく拭くこと。大きな葉の植物はこの方法が効果的ですが、小さな葉が密集しているタイプは、シャワーで優しく洗い流すか、霧吹きで水をかけて埃を落とすとよいでしょう。

葉のお手入れの際に、同時に病害虫のチェックをするのも大切なんですよ♡ 葉の裏側をよく見て、小さな虫や異変がないか確認しましょう。特に冬場の乾燥時期はカイガラムシやハダニが発生しやすいので注意が必要です。早期発見できれば対処も簡単ですので、葉を拭く習慣をつけることで病害虫予防にもなります。私は葉の手入れの際に、成長の様子もチェックしています。新芽が出ているか、葉の色つやは良いかなど、植物の健康状態を確認することで、環境が合っているかどうかの判断もできますよ。

季節に合わせた植物の入れ替え

Seasonal plants

玄関の観葉植物を長く楽しむ秘訣の一つは、季節に合わせた植物の入れ替えなんですよ♪ すべての観葉植物が一年中同じ場所で元気に育つわけではないので、季節の変化に合わせて植物を選び直すのも一つの方法です。例えば、寒さに弱い植物は冬の間は室内に移動し、代わりに耐寒性のある植物を玄関に置くといった工夫。私自身も春夏はカラーリーフの美しいコリウスやカラテア、秋冬は丈夫なサンスベリアやドラセナといった具合に入れ替えています♡

観葉植物が大きくなりすぎた場合も、適切な対応が必要なんです。玄関は限られたスペースなので、成長した植物がドアの開閉の邪魔になることも。そんなときは思い切って剪定するか、より広いスペースのリビングなどに移動させ、玄関には新しいコンパクトな植物を迎え入れるのも一つの方法ですよ♪ 私のコーディネート経験では、玄関で育てた植物が大きく成長したことでリビングの主役になり、お客様に喜ばれたケースもありました。植物の成長は嬉しいことですので、「玄関からの卒業」も前向きに考えると良いですね。

よくある質問

Q1: 全く日が入らない玄関でも育つ観葉植物はありますか?

Low light plants

全く日光が入らない玄関でも育つ観葉植物はいくつかありますよ♪ 特に耐陰性に優れているのはサンスベリア(サンセベリア)で、人工照明だけの環境でもしっかり育ちます。その他にもポトス(特に「マーブルクイーン」など明るい葉色のもの)やアイビー、ヘデラ、アグラオネマなども日光がほとんど入らない環境に適応できるんですよ。ただし、いくら耐陰性が高い植物でも、全く光がない状態が長く続くと徐々に弱っていきます。そのため、時々明るい場所に移動させてあげるか、LEDのグロウライトなど植物用の補助照明を検討するのも一つの方法です♡

Q2: 玄関に観葉植物を置く際の風水的なNG点はありますか?

Feng shui rules

風水的には、いくつかのNG点があるんですよ。まず、とげのある植物(サボテンなど)は「刺」のエネルギーがあるとされ、玄関には向かないとされています。また、枯れかけの植物や元気のない植物は、運気を下げると考えられているので、状態の良い植物を選びましょう♪ 植物の置き場所も重要で、ドアの真正面に大きな植物を置くと「気」の流れを妨げるため避けた方が良いとされています。私のアドバイスとしては、1〜3鉢程度の元気な植物を、ドアの開閉を妨げない場所に配置するのがベストです。

Q3: 玄関に飾る観葉植物は何センチくらいの大きさが適していますか?

Plant sizing

玄関に適した観葉植物のサイズは、玄関の広さによって大きく異なるんですよ♪ 一般的な目安としては、床置きタイプなら鉢を含めて高さ40〜60cm程度のものが使いやすく、狭い玄関なら20〜30cm程度のコンパクトなものがおすすめです。大切なのは、ドアの開閉や人の往来の妨げにならないことと、圧迫感を与えすぎないことです。私がコーディネートする際の経験則として、玄関の壁から植物までの距離は最低でも30cm以上確保し、天井からは20cm以上の余裕があるとよいでしょう♡

Q4: ペットがいても安心な玄関向き観葉植物はありますか?

Pet safe plants

ペットがいるご家庭では、観葉植物選びの際に安全性を考慮することがとても重要なんですよ♪ ペットが口にしても比較的安全とされるのは、エアプランツ、テーブルヤシ、アレカヤシ、カラテア、シダ類などです。一方、サンスベリア、ポトス、モンステラ、ディフェンバキアなどは犬や猫が噛むと中毒症状を起こす可能性があるため注意が必要です。私のペット飼育中のクライアントさん宅では、植物を高い位置に置いたり、ペットの届かない棚に設置したりする工夫をしています♡

Q5: 玄関の観葉植物におすすめの防虫対策はありますか?

Pest control

玄関は外部からの虫が侵入しやすい場所なので、防虫対策は大切なんですよ♪ まず基本として、植物の健康を保つことが最も効果的な防虫対策です。定期的に葉の表と裏を観察し、早期発見・早期対応を心がけましょう。予防策としては、月に1回程度、霧吹きに薄めた中性洗剤水(食器用洗剤を2〜3滴)を入れて葉にスプレーする方法が効果的です。また、ニーム油や木酢液などの自然由来の防虫剤も、化学薬品を避けたい方におすすめです♡

まとめ:あなたの玄関にぴったりの観葉植物を見つけよう

玄関に観葉植物を置くことで、日々の出入りが楽しくなるだけでなく、風水効果や空気清浄効果など多くのメリットを得られることをご紹介しました♪ 日当たりの悪い玄関でもサンスベリアやポトスなど育てやすい植物はたくさんありますし、風水的な効果を期待するならパキラやガジュマルなどが特におすすめです。鉢カバー選びや配置の工夫で、限られた玄関スペースでも素敵な緑のある空間を作ることができますよ。何より大切なのは、あなたの玄関環境と生活スタイルに合った植物を選ぶこと。無理なく続けられるお手入れと、見た目の良さのバランスが理想的です。

私がインテリアコーディネーターとして多くの玄関を見てきた経験から言えることは、観葉植物は「コストパフォーマンスの高い」空間演出アイテムだということ♡ 高価な家具や照明を買い替えなくても、適切な場所に緑を一つ添えるだけで、玄関の印象がガラリと変わります。これからの季節、玄関に小さな緑を取り入れて、毎日の出入りがより楽しくなる空間づくりを始めてみてはいかがでしょうか。きっと家族だけでなく、訪れるゲストからも「素敵な玄関ね!」と褒められることでしょう。あなただけの「玄関の顔」となる観葉植物との出会いが、新しい暮らしの楽しみになりますように♪